Microsoftが2013会計年度第3四半期の収支を発表した。売上は予測をわずかに下回る204.9億ドルだったが、1株当たり利益は0.72ドルで予想を上回った。Windows 8の反響の少なさや 低調の続くパソコン販売にもかかわらず、アナリストの総意は、Microsoftの売上は前年同期の13%増だった。予測数値は、今期売上205.6億ドル、1株当たり利益0.68ドルで、2012年Q3の実績は売上174.1億ドル、1株当たり利益0.60ドルだった。
「クラウドサービスへの大胆な賭けが功を奏し、人々はOffice 365、Windows Azure、Xbox LIVEおよびSkypeといったMicrosoftのサービスを益々選ぶようになった」とMicrosoftのCEO Steve Balmerが発表会見で言った。「まだやるべき仕事はあるが、Windowsデバイスに関する賭けが、長期的にわれわれをよい位置に導いてくれると楽観している」
伝統的に非常に好調な前四半期、同社の実績は、GAAP売上215億ドル、純利益63.8億ドル、希薄化後1株当たり利益0.76ドルだった。
今日の発表の中でMicrosoftは、同社CFO Peter Kleinが在任4年、在籍11年を経て同社を去ることを明らかにした。Microsoftは、同社の財務部門から選出される後任CFOを近く発表する。
Windows 8の発売、低迷するパソコン市場を受け、Windows部門の実績には間違いなく多くの注目が集まっていた。昨期、Microsoftは同グループの売上が対前年比24%増(58.8億ドル)を記録したと報告した。今期、Windows部門の売上は57億ドルと、前年同期比23%増だった。
部門別の四半期実績は以下の通り:
- Microsoftビジネス部門:売上63.2億ドル、前年比8%増
- サーバー・ツール部門:売上50.4億ドル、同11%増
- Online Services Division reported revenue of オンラインサービス部門:8.32億ドル、18%増
- エンターテイメントおよびデバイス部門:25.3億ドル、56%増
昨四半期、サーバー・ツール部門は売上9%増の51.9億ドルだった。一方ビジネス部門は10%減、オンラインサービス部門とエンターテイメントおよびデバイス部門(Xboxの拠点)はいずれも11%増だった。
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(翻訳:Nob Takahashi)