日本でもライブコマースのサービスが登場しているが、フリマアプリのメルカリもライブコマースの可能性に注目しているようだ。本日、メルカリは動画をライブストリーミングしながら視聴者とコミュケーションを取り、商品を売買できるライブフリマ機能をリリースした。
このライブフリマ機能は、メルカリのアプリの「メルカリチャンネル」タブからアクセスできる。ライブ配信が始まったら、視聴者はコメントを残したり、配信者が紹介する商品を購入したりすることが可能だ。
ただ、いくら機能があっても、いきなり個人がライブ配信を始めるのはハードルが高いだろう。メルカリは、まずは芸能人やタレントにライブフリマ機能を提供し、ユーザーにライブコマースとはどのようなものか体験してもらいたい考えのようだ。
メルカリは本日より芸能人やタレントによるライブフリマ配信を予定している。配信スケジュールによると今日から7月31日までの夜9時から10時の間、複数のタレントが登場して商品を販売するという。ライブ配信する予定のタレントは田村淳、道端アンジェリカ、藤森慎吾、横澤夏子、ジャングルポケット、パンサーなどが含まれている。
現状ではライブ配信機能を利用できるのは一部のユーザーに限られているが、今後対象ユーザーを広げていくとメルカリはプレスリリースで説明している。
国内ではCandeeが6月7日より、ライブコマースアプリ「Live Shop!」を提供している。また、Candeeはクルーズの運営するファストファッションの通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」と協力し、ライブコマースチャンネル「SHOPLIST Live」の配信を行なっている。他にも、DeNAが提供するライブフリマアプリ「Laffy(ラッフィー)などがある。