モバイル写真共有アプリEyeEmのバージョン5.0ではプロのツール並の高度な編集機能が

写真共有サービスのEyeEmがそのiOS/Androidアプリのバージョン5.0をリリースした。なんといってもすごいのは、その写真編集機能がさらに充実して、誰が撮った写真でもプロ級の見栄えになってしまうことだ。

とくに新たに加わったOpen Editという機能は、写真を見ながらボタンをタップすると、いろんなパラメータのリストが出る(コントラスト、シャープネス、などなど)。そしてそれらの値を変えるとその写真がどうなるか、が分かる。iOSでは(Androidでももうすぐ)、その設定でほかの写真がどう見えるかを試すこともできる。〔余計な訳注: 気に入ったパラメータセットをセーブできないの?〕

写真編集のためのコントロールが新しくなり、画面下(ランドスケープでは横)にスライダーが二つ出る。ひとつはパラメータのリストをスクロールし、もうひとつは左右にドラッグしてパラメータの値を変える。

誰かの編集結果を自分の写真に適用してみたいときは、そのそれぞれのパラメータの値がどういう結果をもたらすかを、アプリがアニメふうに見せてくれる。そのとき、スライダーの上のボタンの下に、“値はここだよ”を示す小さなシルシが出る。最初の状態に戻すのも簡単だし、どれかのパラメータをさらに強調してみることもできる。

いろんなフィルタをとっかえひっかえ使ってみることに比べると、Open Editはちょっと手間がかかるけど、いろいろ使ってるうちに写真術の基礎がわかってくる。とても良くできたユーザ体験だし、同社は今でも写真がより一層魅力的に見えるための要素についてアルゴリズムを教育訓練中だから、今後が楽しみだ。

EyeEmが今集めているのはOpen Editで使うデータだけだが、今後のプロの写真家や高度の写真マニアのためのアプリのニューバージョンでは編集例のコレクションを作って、それらをほかの人たちがトライできる。とくに誰もフォローせず、いきなり自分でやりたい人は、アプリが最初から提供している編集例のアルバムの中から選んでもよい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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