縦横回転ディスプレイ付き一体型パソコンを世に出すのはLenovo(レノボ)に任せておこう。それがこの会社のやり方だ。必ずしも必要不可欠でも実用的でもないが、決しておもしろくないわけではない。この手のかなり安定した製品カテゴリーでの、少々風変わりなことをチャレンジは大賛成だ。それに、このコンバーチブルや2in1の世界で、大きくて重たいオールインワンは抵抗を続けていた。
まずは、なぜ?から始めよう。
私が思うに、世の中には縦型ディスプレイをほしがる理由が片手にあまる程度にはある。たとえばニュースフィードを永久にスクロールし続けているジャーナリスト。とはいえ、正直なところ27インチ縦型4KモニターでTwitter(ツイッター)を見ているところを想像すると冷や汗が出る。以前のSamsung(サムスン)の回転式テレビと同じく、この形状ならコンテンツを携帯端末と同じ縦型モードで見ることができる。
そして(老舗シャツブランドの)SERO(セロ)と同じく、そんな機能が必要だと判断するユーザーがたくさんいるとは到底考えられない。私なら年に1度か2度使うだろうか。大掃除の時もちょっとうれしいかもしれない。もちろん、新しい画面の使い方を選べることが、あなたのワークフローに役立つ可能性は常に存在する。
おそらく。
まあ、このオールインワンの見た目は悪くない。この4Kスクリーンは確かなカラー機能を備えている、とLenovoは述べている。
Yoga AIO 7の他に類を見ない4Kビジュアルは、これまで画面で見たことのない正真正銘の色を、99%のAdobe RGB色域と超現実的なDCI-03 99%色空間によって再現します。また、DC調光の採用、フリッカーフリー、TUV Rheinland(テュフ・ラインランド)で2種類の認定を受けたブルーライト低減機能、およびディスプレイ設定を行うオンスクリーンディスプレイを備えています
モバイル端末の画面を直接デスクトップに映し出すことが可能で、これが回転式モニターの最も多い使い方かもしれない。RAMは16または32 GB、SSDは256 GB~1 TBの間で選べる。1または2TBのハードディスクも搭載している。
現在中国で販売中で、2021年2月から他の地域でも1599ドル(約16万6000円)で登場する。北米がその中に入るかどうかはわかっていない。
カテゴリー:ハードウェア
タグ:Lenovo、CES 2021、ディスプレイ
画像クレジット:Lenovo
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )