一食分の栄養素が摂取できる完全栄養パン「BASE BREAD」が3月4日より発売、恵比寿に期間限定のカフェも

1食で1日に必要な栄養素の3分の1が摂れる完全栄養食品「BASE PASTA」開発のベースフードは2月28日、同社いわく“世界初の完全栄養パン”である「BASE BREAD」を新たに発表した。3月4日より発売開始となる。1食2個入りで価格は390円(税込)。

ベースフードはこれまでに上記の「BASE PASTA」を2017年2月に販売開始し、累計販売は40万食を達成。昨年12月には、「すごい!煮干しラーメン」で有名なラーメン凪とのコラボにより、ラーメンスープと合わせて食べる「BASE RAMEN(ベースラーメン)」も発売開始した。

これらに続き、本日同社は世界中で主食として食べられている“パン”を、完全栄養の「あたらしい主食」第二弾として発表。冷凍された状態で配送され、いつでも好きな時に解凍するだけで、手軽に栄養バランスを補うことができる。

食べるには、冷凍された状態で袋の口を開け袋のまま電子レンジ(500W)で約3分加熱。もしくは、冷凍された状態で袋から取り出しラップをかけずに電子レンジ(500W)で約2分加熱。その後、オーブントースター(1000W・200℃)で約1分焼く。また、朝にオフィスなどで食べたい場合は、自然解凍でも大丈夫とのこと。

BASE BREADは一般的なロールパンに比べ、糖質は50% OFF、脂質は30% OFF、カロリーは20%オフ。僕も試食させてもらったが、ヘルシーをウリにしているものの、モチモチだし味も充分に満足できるものだった。

原材料は小麦全粒粉、大豆粉、もち米、米ぬか、小麦胚芽、チアシード、真昆布粉末など。

また、BASE BREADに含まれる栄養素は以下のとおりだ。

 

ベースフードは2016年4月に設立され「主食をイノベーションして、健康をあたりまえに」をミッションとしているフードテック領域のスタートアップだ。

橋本舜氏

同社はBASE BREADなどの食品で「食生活に気を配る余裕のない忙しいビジネスパーソンや、家事や育児に追われながら家族の健康を預かる主婦の方、赤ちゃんのお世話に忙しく自分の食事が後回しになってしまう産後ママなど、多忙な毎日を送る多くの方が、無理なく健康的な食生活を実現することに貢献したい」とコメントしている。

また、同社の代表取締役社長、橋本舜氏は前日の会見で「『パンの歴史が変わった』『5000年間、パンは炭水化物だけだったけれども2019年、日本で栄養バランスの良いパンが作られた』と世界から言われたい」と述べていた。主食をイノベートすることで「(健康に関する)知識がなくても、誰もが健康になれる世界を作るべきだと思っている」(橋本氏)

ベースフードは本日、BASE BREADの発売を記念して、同社初の期間限定コンセプトカフェ「BASE BREAD BAKERY & CAFE(ベースブレッド ベーカリーアンドカフェ)」を恵比寿に3月4日午前9時にオープンすると併せて発表している。場所は恵比寿駅から徒歩約3分の恵比寿コンテナで、住所は東京都渋谷区恵比寿西1-4-5。

同コンセプトカフェでは「ベースブレッドと特製シチュー」「ベースブレッド メープルフレンチトースト」「ベースブレッドと3種のディップ」など、新発売のBASE BREADを使ったメニューを中心に提供する。

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TechCrunch Japan

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