互いに協力できる倉庫用ロボットのDexterityがステルスを脱して60億円相当を調達

Dexterityは今週ステルスを脱し、複数のロボットがコラボレーションするシステムを作るための、フルスタックのソリューションを発表した。そのハードウェアとソフトウェアから成るシステムは、大箱からの個別製品の取り出し(ピッキング)や、その逆の荷詰め(パッキング)など、主に倉庫の荷受け配送部門やロジスティクスで必要になるさまざまなタスクをこなす。

画像クレジット: Dexterity

ベイエリアに拠点を置く同社は、すでに投資家から積極的に支持され、これまで5620万ドルを調達した。長くなるがその投資家たちのリストは、Kleiner Perkins、Lightspeed Venture Partners、Obvious Ventures、Pacific West Bank、B37 Ventures、Presidio(Sumitomo)Ventures、Blackhorn Ventures、Liquid 2 Ventures、そしてStanford StartXなどだ。

画像クレジット: Dexterity

同社は2017年に、CEO Samir Menon氏のスタンフォード大学の卒論の延長として創業された。同社の説明では、「Menonは、人間の脳が体をコントロールし調整するときの、コントロールの仕組みを研究し、その研究をベースに、人間のスキルを、ロボットを人間のように優雅に制御する数学的プログラムへ蒸留するためのモデルを作った」という。

同社の魅力は、そのロボットの多芸にあるようだ。それは人間と一緒に仕事ができるためであり、人間と協力できるためだ。初期の採用企業の中には、「グローバルな食品製造企業」や「世界的なパッケージデリバリプロバイダー」、それに日本の川崎重工業がいる。

Dexterityによると、COVID-19パンデミックによる必須的サービスの需要増も業績アップに貢献した。ロボットやオートメーションの企業は、どこもそんな傾向だった。たとえば同社のシステムは、「50万個のパッケージ食品」の出荷業務に関与した。

画像クレジット: Dexterity

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。