人気コメディアンのピート・デヴィッドソン氏が3月23日にブルーオリジンのロケットで宇宙旅行へ

Blue Origin(ブルーオリジン)は、New Shepard(ニューシェパード)の亜軌道宇宙への飛行に向けた次のメンバーを発表した。「Saturday Night Live(SNL、サタデー・ナイト・ライブ)」レギュラーのPete Davidson(ピート・デヴィッドソン)氏をはじめ、エンジェル投資家のMarty Allen(マーティ・アレン)氏、非営利団体SpaceKids Globalの創設者Sharon Hagle(シャロン・ヘーグル)氏、彼女の夫でTricorのCEOであるMarc Hagle(マーク・ヘーグル)氏、起業家のJim Kitchen(ジム・キッチン)氏、Commercial Space Technologies創設者のGeorge Nield(ジョージ・ニールド)博士が含まれている。

ピート・デヴィッドソン氏は、2021年、William Shatner(ウィリアム・シャトナー)氏が商業宇宙企業である同社の宇宙飛行に搭乗したのに続き、Blue Originにとって2人目のスター乗客となる。デイヴィッドソン氏は3月初め、Jeff Bezos(ジェフ・ベゾス)氏が所有する同社と宇宙へ行くための話し合いを行っていると報じられていた。彼にとって10分間の旅は少なくとも、キムやカニエとのひっきりなしのドラマから解放されるつかの間の休息となるだろう。

今回デイヴィッドソン氏とともに搭乗するクルーは、より伝統的な富裕層や、STEAM・宇宙教育につながりのある慈善家たちだ。ニールド博士は以前、商業宇宙飛行の認可と規制を担当するFAAの部署に勤務していたこともあり、個人的にかつての仕事の成果を体験する興味深い機会でもある。

Blue Originの打ち上げは米国時間3月23日。暫定的な離陸時間は米国中央部夏時間の午前8時30分(東部夏時間午前9時30分)で、テキサス州西部にある同社の発射場から行われる予定だ。

画像クレジット:Blue Origin

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(文:Darrell Etherington、翻訳:Den Nakano)

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TechCrunch Japan

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