この、週に一回の連載記事、「本日の『人間の臓器を摘出する暗黒時代の戦闘ロボット』シリーズ」(Today In Dystopian War Robots That Will Harvest Us For Our Organs…, TIDWRTWHUFOO)は、今という時間が、地球と人間がロボットに完全に支配されるまでの、短い執行猶予期間だ、と前提している 今日の最初の強敵は、とてもリアルな人型ロボットProtonだ(下のビデオ)。
このロボットは軍用装備の品質や耐久性を試験するために作られた。本物の人間の動きを模倣して、軍服のどこが破損や摩耗しやすいか、ヘルメットやバックパックが兵士の皮膚を傷(いた)めないか、などをテストする。でも、こいつが台座の外し方をおぼえたら、ちょっと擦(こす)られただけで、暴れ狂うだろう。
同じく人型ロボットのAtlasは、前からこの連載でも取り上げているが、このほどMITとBoston Dynamicsの善人たちが、彼を一人で自由に歩けるようにしてやった(下のビデオ)。まずいことを、したね。Atlasはすぐに、ますます勢いづくロボット軍の皇帝になるだろう。それを予言した人(ぼく)がいたことを、忘れないように。
本日の最後は、MarginallyCleverの訓練ロボットArm3だ(下のビデオ)*。人間の手の動きをおぼえさせることができるから、いずれインクとペンを使って人間とロボットの平和条約の草案を書くだろう。そして当然ながらロボットたちは、その条約を破るだろう。〔*: Armはアーム、つまりロボットアームの教材〕
肉の棒たちよ、そのときの幸運を祈る。彼らに、あなたの首のネクタイだけはつかまえられないようにしてね!
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))