イークラウドは6月17日、インターネットを通じて非上場のベンチャー企業に投資を行える「イークラウド」サービスの投資家登録の受付を開始した。
従来、創業期のベンチャー企業に投資できたのは、エンジェル投資家など一部経営者・資産家に限られていた。これに対してイークラウドでは、個人投資家が創業期ベンチャー企業に投資できるようにしており「株式投資型クラウドファンディング」と名付けている。
1号案件は7月に募集開始予定で、投資家登録を済ませると、案件の事前告知など最新情報を受け取れる。大きく成長する可能性のあるベンチャー企業を案内する予定という。
また同社では、ベンチャーキャピタルでの投資経験者、急成長したベンチャー企業のメンバー、金融機関出身のメンバーで構成。また、スタートアップスタジオを運営するXTech(クロステック)を母体に設立されており、新規事業創出・起業家支援のノウハウを保有しているという。XTechは関連会社を通じ、これまで2年間で約40社のベンチャー企業に対して出資を行ってきたそうだ。
ベンチャー企業発掘のノウハウを持ったプラットフォームとして、イークラウドは個人投資家にプロの目で厳選した有望なベンチャー企業への投資機会を提供するとしている。