先月本誌TechCrunchは、Roverの4000万ドルの資金調達を報じた。そのラウンドがこのほど完了し、同社は今日(米国時間10/3)、シリーズEによる4000万ドルの調達を発表した。
このラウンドはFoundry GroupとMenlo Venturesがリードし、Madrona Venture Groupが参加した。いずれも、前からの投資家だ。これでRoverの資金調達総額は9000万ドルになる。
Menloの専務取締役Venky Ganesanが今日の発表声明で述べている: “われわれはこれまで、Uber, Siri, Hotmail, Gilead Sciencesなどの企業を支援できて幸運であった。Roverもこれらと変わらぬ優良企業であり、だからこそ今回の大きな投資を決定できたのである”。
同社は昨年、従来のペットシッター紹介から犬の散歩(dog walking)にも手を広げ、同社によると、登録シッター/ウォーカー(walker)の数は65000名を超えている。利用件数は、1四半期平均で100万件である。
Roverによると新たな資金により、“製品開発と地理的拡大と市場の継続的拡張による、ペットケア業界のさらなる革新を目指す”、という。買収もある、と言っている。