全米映画協会、Google Glass等のウェアラブルカメラを館内着用禁止に


私はフェイスコンピュータの類に関しては、極めて中立的である。Google Glassを買うかって? いーや。でも、たとえ君が金のないロボコップみたいな格好で歩き回ったとしても、友達であることに変わりはない。

しかし、時と場合によっては外すべきだ。特に、顔にカメラがぶら下がっているのを見て苛立つ人がいる所では。

トイレ。パーティー、バー、その他アルコールを飲んだ人たちがバカなことをして、たぶん写真に撮られたくない場所。映画館。

米国映画協会は、他に先がけて最後の一つを公式ルールにした。NATO(National Association of Theater Owners[劇場所有者協会]、あのNATOではない)― Plunkett’sエンターテイメント年鑑によると、全米2万6000の映画館が所属している ― との提携による。

新しい規則の下では、劇場所有者は誰であれウェアラブル録画デバイスを着けている人に対して、スイッチを切り、しまうよう要求する。従わなければ追い出される。もし、あなたが館内で録画していると、いかなる理由であれ彼らが思った時は、警察を呼ぶ。

もちろん、一連のまやかしはかなり重要な何かを無視している。もし誰かが顔からコンピューターをぶら下げるタイプの人間なら、おそらくそいつは、不安定で低解像度の動画をGoogle Glassで撮るより、もっと簡単でうまい海賊版製作方法を知っているタイプの人間でもある。

よくわからんけど。

[via ArsTechnica]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

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