BuzzFeed Japanのサイトが本日正式にローンチした。BuzzFeedは2006年にニューヨークで創業したソーシャルニュースのメディア企業で、2015年8月、Yahoo Japanをローカルパートナーとして迎え、ジョイントベンチャーでBuzzFeed Japanを立ち上げると発表した。
【編集部より】BuzzFeed Japan、正式に公開です。「楽しく、信頼されるメディア」を目指し、頑張ります。Happy sharing our posts https://t.co/Pwdt3vCVaO pic.twitter.com/A2qOw8Onk5
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) 2016, 1月 18
BuzzFeedはSNS上でシェアされるキャッチーな記事で人気を博しているソーシャルメディアだ。BuzzFeedは従来のリンクを共有してサイトの記事を拡散させることに重点を置くのではなく、Facebook、Twitter、Pinterest、InstagramといったSNS上に記事を配信してページビューを獲得する「分散型メディア」の先駆けである。現在の月間ユニークユーザーは2億人に達し、ユーザーの50%は18から34歳と若年層が多いのが特徴だ。
BuzzFeed Japanは2015年10月、創業編集長に朝日新聞の記者を務め、東南アジア特派員やシンガポール支局長を歴任し、朝日新聞の「withnews」というウェブ媒体でコンテンツ制作にも関わった経歴を持つ古田大輔氏を起用したことを発表した。
古田氏は就任時のプレスリリースで以下のようにコメントしている。
「伝統的なメディアの最良の部分とインターネットの文化やテクノロジーを融合させる。そして、良質なニュース&エンターテインメントを世界中のより多くの人々に提供し、シェアしてもらう。これがBuzzFeedの目標です。日本の編集部から国内のみなさんにコンテンツを届けるだけでなく、世界にも発信していきたいと思います」
BuzzFeedはアメリカの他にイギリス、フランス、オーストラリア、インド、ドイツ、メキシコ、カナダでサービスを展開している。
BuzzFeed Japanのサイトを見ると、翻訳記事以外にもすでに日本語のオリジナルコンテンツが複数あり、SMAPの人気投票なんてタイムリーな記事も見つけた。