Googleが今日(米国時間4/16)加えた新しい機能により、Google Apps for Businessのユーザは、Chromeブラウザを企業にとってもっと使いやすくできる。Google Apps for Businessと〜〜for EducationのためにGoogleがクラウドから提供している管理ツールによりITのアドミニストレータは、標準のGoogle AdminパネルやWindows Group Policiesから、100項目以上のChromeのポリシー(方針項目)やプリファレンス(選好項目)をカスタマイズできる。
さらに、Googleが今日新たにローンチしたChromeのエクステンションにより企業は、昔のブラウザを必要とするサイトを見るために自動的にレガシーブラウザに切り替えることができる。それらのサイトは、ITの管理者が定義する。Chrome Frameを使うとChromeのレンダリングエンジンを古いブラウザで使えるが、Googleの今日の注記では、“Legacy Browser Supportがあることにより企業のITアドミンは〔安心して〕現代的なWebへの完全移行ができる”、という。
Chrome for Businessのクラウド上の管理システムは、 Google Apps for Businessと〜〜for Educationの全ユーザが利用できる。そのポリシーの設定は、Windows、Mac、そしてLinux上のビジネスアカウントでChromeにサインインするユーザに自動的に適用される。
その企業のChromeユーザに対しては、どこでChromeを使っていても同じポリシーにより、IT部門が決めたWebアプリケーションやエクステンション、スタートアップのURL等のセットアップが行われる。さらにITの管理者は、WebGLコンテンツの視聴や共有の可否、セーフブラウジングモードの設定、シークレットモードの設定、画像を見ることの可否など、より詳細なセットアップもできるし、またURLのブラックリストによる管理もできる。
Googleは今日の発表声明の中で、“Webとブラウザは最近の20年で大きく変わった”、と言っている。“Chromeブラウザは現代のWebで可能なことの範囲を継続的に拡大しつつあるが、そのイノベーションはどこにいる誰にとっても、とりわけ職場において、可利用にならなければならない”。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))