名刺管理サービスのSansanが東証マザーズ上場承認、6月19日上場へ

名刺管理サービスを提供中のSansanは5月16日、東証マザーズへの上場が承認されたことを発表した。上場日は6月19日に予定されている。

同社は個人向けの「eight」や法人向けの「Sansan」といった名刺管理サービスを主軸としつつ、最近では他企業への投資や人材採用サービスもスタートさせるなど事業拡大を進めてきた。資金調達も積極的で、2017年8月には42億円、2018年12月には30億円、累計では100億円を超える資金を集めている。調達先には、未来創生ファンド、DCM Ventures、Salesforce Ventures、日本郵政キャピタル、T. Rowe Price Japan Fund、SBI インベストメントなどが名を連ねる。

関連記事
名刺管理サービス「Eight」がついに採用サービスを本格始動
アンケートツールのクリエイティブサーベイがSansanから2億円を調達
名刺管理のSansanが30億円を調達、法人向けサービスは7000社以上で導入
名刺管理のSansanがオープン化、API公開でビジネスインフラ目指す
Sansanが42億円調達、取り込んだ名刺データは約3億枚に
クラウド名刺管理はいよいよ世界へ、Sansanが14.6億円を調達して米国進出へ
名刺管理アプリ「Eight」がインド進出、6カ月で100万ユーザーの獲得めざす

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。