国は犯罪事件で押収したビットコインを記録的な高値で売ろうとしている

アメリカの検事たちは今、ソルトレイクシティのドラッグ事件で押収した513ビットコインを処分しようとしている。最初それはすべてAaron Shamoのものだったが、彼は今年の早い時期に、大量のフェンタニルの売りさばきに加わった罪で逮捕された。その取引のネット上で行われた部分が、問題の暗号通貨で支払われた。

押収時に約50万ドルだったそれらは今、840万ドルあまりに膨れ上がっている。しかし国には、その‘肩の荷’を下ろす方法がない。

ユタ州の連邦検事事務所は、そのビットコインに価値があるうちに売るために必要な文書を作成した。しかしこのような状況における暗号通貨の扱いをめぐっては、相当量の議論がある。それは車のような財産なのか、あるいはゴミ袋に詰めたキャッシュのような通貨なのか(ごみ収拾のとき回収された現金のように)?

国にとってそれはどうでもよいことになり、今ではそれを1コイン17000ドルで売っている(もっと高く売れよ!)。その詳細は、後日公表される。Shamoは多くの容疑で無罪を主張しているが、彼の弁護士はビットコインを国が売ることを争わなかったので、問題にはならなかった。

相場が来年初頭に急落しないかぎり、ユタ州には予期せざるキャッシュが入ってくる。売上金は元のオーナーに返却されるべし、とならないかぎり。

この予期せざる棚ボタを、そのままテーブルに載せておけ、という説も当然あるだろう。その840万ドルは裁判が終わる頃には8400万ドルにはなるだろうから。

今日は多くの人が、2014年に闇サイトSilk Roadから押収してオークションされた数万ビットコインも、同じようにすべきだったと言うだろう。そうしていたら、それは今では10億ドルをゆうに超えている。その多くを買ったVCのTim Draperなら、必ずそう言うね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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