2017年のシャーロッツビル暴動後に導入した規約に基づき、Airbnb(エアビーアンドビー)は大統領就任式を控え、ワシントンD.C.のコミュニティ保護を強化するためにさらに踏み込んだ措置を取ると明らかにした。
Airbnbによると、同社はすでに特別なイベントの前には暴力的なヘイトグループと関係のある人をプラットフォームから排除している。
そして大統領就任式を控え、ワシントンD.C.地区が白人至上主義者やネオナチ、狂信的な愛国主義者で溢れかえることがないようにするため7ステップ計画を展開すると明らかにした。
Airbnbは先週の暴動で議事堂周辺での犯罪行為に関わったと特定された個人の利用を禁止すると話した。「1月6日の米国議事堂での暴力的犯罪行為に関わったと確認された個人の名前をメディアや法執行機関を通じて入手し、その人物がAirbnbにアカウントを持っているかどうか調査します」と同社は述べた。「ここにはコロンビア特別区首都警察の1月6日の逮捕記録との相互参照も含みます。記録に名前のある個人がAirbnbにアカウントを持っている場合、当社はAirbnbの利用を禁止するなどの措置を取ります」。
ヘイトグループに関連する人物が調査網から漏れることがないよう、就任式までの間に議会議事堂周辺ですでに入っている予約を確かめる追加の措置だ。
同社はまた追加のID確認や、バックグラウンドチェックを最新のものにするために他のセキュリティチェックも導入するなど予約要件も厳しくする。
最後のステップとして、もしヘイトグループに関係する人をともなうとAirbnbは法的措置を取ると予約客に伝える、と同社は述べた。ホスト側にも、管理する物件に滞在している客に不審な点があれば、社のUrgent Safety Line(緊急安全ホットライン)に連絡するよう案内している。
カテゴリー:ネットサービス
タグ:Airbnb、アメリカ
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(翻訳:Mizoguchi)