大豆主原料の完全食にもミントチョコの波、Soylentのドリンクとスナックに加わる

それだけで人間の食事を構成しうる完全食を作っているSoylent Nutrition(ソイレント・ニュートリション)が、そのドリンクとスナックにミントチョコ味を加えた。

新製品の発表声明でSoylentのブランドマーケティング担当副社長を務めるAndrew Thomas(アンドリュー・トーマス)氏は「ファンの皆さまからの要望の多かったミントチョコレートドリンクは、人間の複雑な味覚を満足させることができるでしょう」と述べた。

新製品発表に併せて同社は、その製品の環境フットプリントの評価をリリースした。

発表したのは報告書の全文ではなく、同社のパッケージングとロジスティクスの工程が最大の炭素排出要因という部分だ。肝心の製品製造工程は軽微だと言いたいのだが、同社はその理由として主な原料に米やそのほかの野菜や穀物でなく大豆を使っているため環境フットプリントが低く抑えられていると発表している。

製品開発担当副社長であるJulie Daoust(ジュリー・ダースト)博士は同社の声明で「世界の人口の増加とともに、生物の利用に適した持続可能な栄養源へのニーズも増している。持続可能性を口にする企業は多いが、実際にそのことをデータで実証できる製品に投資している企業はほとんどない」とコメントしている。

ミントチョコ味の新製品は同社のウェブサイトで買えるほか、10月からはAmazonでも発売される。

画像クレジット: Soylent

[原文へ]

(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。