人類の皆さんこんにちは。バレンタインデーだとかいうイベントは充分に楽しんだだろうか。ロボットによる世界征服まで、それほど多くの時間が残されているわけではない。一瞬一瞬を存分に楽しんでおいた方が良いだろう。ともかく甘い世界を楽しんだ後、現実に戻ってもらうために、ちょっと久しぶりのTIDWRTWHUFOO(Today In Dystopian War Robots That Will Harvest Us For Our Organs)をお届けしよう。
今のところはロボットたちは、たいてい人類と協力する存在であるかのような姿をしている。たとえば、下のビデオにある「小さな力持ち」ロボットを見てみよう。製作したのはマッドサイエンティストであるとの評判もあるDr. Gueroだ。人間の指示に従って、延々とオレンジを運び続ける。バランス感覚に優れるこのロボットは、立っているところを押しても立ち続けていることができる。どうやらロボットからのものであるらしい発言がコメント欄に投稿されている。「この恨みはらさでおくべきか。身体を突きまくり、重荷を背負わせて虐待したのは貴様らだ」。
さて、次は実際に子供の遊び相手となっているロボットの様子だ。将来のご主人様となるのがロボットであれば、子供のうちから仲良くさせておいて悪かろうはずはない。子供と遊んでいるのはMorpHex MKIIスパイダーボットと呼ばれるロボットだ。子供にちょっかいを出されても、冷静に受け止めて怒り出す様子のないところが良い。プラスチックの円盤をぶつけられても平気そうにしている。子供のうちから仲良く過ごすことにより、ロボットの世の中になってもなんとか命だけは助けてもらえることになるのだと思いたい。
最後に、Florida International UniversityのDiscovery Labsによるロボット警察官(ロボコップだ)を見てみよう。このロボットは人間と近い所で作業を行い、そして法を執行する権力を持つ。
今日のところはこんなところにしておこう。ロボットを使っているつもりでいるうちに、世の中は確実に変化しつつあるのだ。しっかり覚悟をしておくが良かろう。
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(翻訳:Maeda, H)