学割チケット売切御礼! TechCrunch Tokyo 2015の学割チケットを100枚増やします

highschool-kids11月17日、18日に渋谷・ヒカリエで開催する「TechCrunch Tokyo 2015」で、100枚用意していた学割チケットがおかげさまで完売となり、追加で100枚、学割チケットを売り出すことにしたのでお知らせしたい。一般チケットは税別で一般2万7000円(前売り1万8000円)だが、学割チケットは2700円と、だいぶ割安となっている。これは会期2日ぶんのランチと懇親会のドリンク・軽食も含む。

ここのところ、ぼくは上智大学で非常勤講師としてスタートアップ概論のような講義を受け持っている。それでレポートなんかを見ていて痛感するのだけど、スタートアップという新しいエコシステムは、まだ多くの学生の皆さんにとっては未知の世界のようだ。

スタートアップを「方法論」だと見ると、これは新しいプロダクトの作り方や、新しい市場の見つけ方のことだと思う。一方、そこに主役として関わる人々にとっては、新しいキャリアのあり方、そして生き方そのものなんじゃないかと思う。21世紀に入った頃を境にして、特にネット系での起業に必要な資金は桁違いに小さくなり、ベンチャー投資は世界的にますます盛んになっている。起業家や投資家、それを支援するエコシステムも続々と世界の各都市で生まれてきている。

スタートアップの世界で成功している人は、何度も起業したり、投資サイドに回ったり、誰かのプロジェクトに請われてジョインしたりと、どんどん広がる可能性と人脈の中で社会的インパクトを生み出す生き方を選択している。世の中の誰もが起業するなんてことにはならないのはもちろんだけど、こうした世界が広がっていくことで、いずれはより多くの人たちがスタートアップと関わるようになるのではないかと思う。急成長するスタートアップ企業で社員として働くとか、スタートアップ企業と一緒に何かをやるというようなことだ。そういう意味で、これから社会に出ようという学生の人たちにも、スタートアップの現状を知ってもらえればという風に思っている。もちろん起業する気満々の人であれば、まず飛び込んでみる場所としてTechCrunch Tokyoを使ってほしい。

まだまだ日本のスタートアップ業界は揺籃期にある。今後は、より多くの業界を巻き込んで大きくなっていくだろう。その胎動が聞こえる場を提供する。それがTechCrunch Tokyoというイベントをメディアが開催する意義だと思っている。ぜひたくさんの学生の皆さんに来てもらえたらと思う。

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投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。