学校単位でGitHubを無料で使えるようになった

Microsoftが買収したオープンソースのコード共有プラットフォーム、GitHubが、昨日(米国時間6/19)、GitHub Educationという新しいサービスを発表した。学校でプログラミングを教える場合、このサービスを無料で利用できる。

これまで一部の学校を対象にGitHub Educationのテストが続けられていたが、今後はすべての学校が使えるようになる。

もちろん従来も個々の学生や教師が教室でGitHubを利用するのは無料だった。GitHub Educationはこれをさらに一歩進めたもので、学校単位でGitHub EnterpriseまたはBusiness Hostedのアカウントが得られる。学校単位で無料で利用できるだけでなく、IT部門の責任者やCTOがサポートを受けられる。それに記念品もプレゼントされる。

このプログラムの一環として、学生がStudent Developer Packに加入すれば無料で各種ツール、Datadog、Travis CI、DigitalOceanが使えるようになった。

GitHub Educationに参加するにあたって、学校は関係者全員にGitHubへのアクセスを確保し、教職員と学生全員がGitHubからの通知を常時受け取れるようにしなければならない。また各部門の代表1名は Campus Advisorsのトレーニング・コースを受講する必要がある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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TechCrunch Japan

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