家具サブスクのsubsclifeが約30億円を調達、シェア拡大に向けた施策を加速

家具・家電サブスクのsubsclifeが30億円を調達、シェア拡大に向けた施策を加速

subsclife(サブスクライフ)は、9月14日、第三者割当増資と金融機関からの融資により、約30億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は複数のファンド、事業会社および既存株主の10社。今回の調達により、家具のサブスクリプションサービス「subsclife」のシェア拡大に向けた施策を加速させる。

家具・家電サブスクのsubsclifeが30億円を調達、シェア拡大に向けた施策を加速

  • 第三者割当増資引受先: YJキャピタル、エニグモ、ユナイテッド、KDDI(KDDI Open Innovation Fund 3号:グローバル・ブレイン)、ダブルシャープ・パートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、セゾン・ベンチャーズ、三菱UFJキャピタル
  • 既存株主による第三者割当増資引受先: XTech Ventures、サイバーエージェント・キャピタル

2016年11月設立のsubsclifeは、 「家の中を、世界一、豊かな国へ。」をビジョンに掲げ、暮らしにサブスクという新しい選択肢を提供するスタートアップ企業。価値あるモノとそれを支える方々を大切にし、サブスクで提供することで、より消費者に提供しやすい仕組みを実現していくとしている。

またsubsclifeは、subscription(定期購買)+life(暮らし)の造語で、月額制で必要な時に、必要な分だけ、暮らしに必要なモノを利用できるサービスとなっている。

同サービスは、初期費用を大幅に軽減した上で新品かつデザイン性の高い家具・家電を利用できるほか、気に入ったら買い取ることも可能。レンタルは使い続けると商品価格を超えるが、subsclifeでは、使い続けても商品価格を超えない月額料金を設定したという。さらに、利用時の傷などの保証付きで安心して利用できるとしている。

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TechCrunch Japan

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