既存プロダクトの改良版についての話が主だったこともあり、本日のAppleイベントについて少々さびしく感じた人はいるかもしれない。しかし、いろいろなプロダクトが小型化するという噂はまさに本当だった。もっとも多くの注目を集めたのはiPhone SEだったかもしれない(ファーストインプレッションはこちら)が、デザイナーやアーチスト、ないしApple Pencilの可能性に興味を持つ人たちにとっては、新しくなって小さくなったiPad Proこそ、もっとも注目したくなるデバイスだっただろう。
イベントのさなか、TechCrunchの編集長であるMatthew Panzarinoがさっそく新iPad Proを使ってみたので紹介しておきたい。動作の様子については冒頭のビデオを見ていただくこととして、特徴的なスペックについて列挙しておこう。
- 画面サイズは12.9インチから9.7インチとなった。
- 内部パーツについては従来のiPad Proをもとに、新しいものも若干加えられている。
- 4つのセンサーを備えたTrue Toneディスプレイを搭載していて、周囲の状況に応じたカラー調整が行われる。
- これまでで画面反射がもっとも低く抑えられていると同人に、もっとも明るいディスプレイとなっている。
- 「Hey Siri」機能に対応するとともに、もちろんApple Pencilにも対応している。
- キーボードなどとの接続にはSmart Connectorを採用。
- 小型化して、高い携帯性をもたせることでコンピューティングの未来を切り開く(Appleの発表より)。
- カラーバリエーションはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色。
- 価格は599ドルからで、新しく用意された256GB版は899ドルとなっている。
上のビデオで、小型iPad Proの使い勝手を多少なりとも感じてもらえるとおもう。
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(翻訳:Maeda, H)