幼児に木製のロボットを使ってプログラミングを教えるPrimo Toys社のCubetto、コンピューターの画面をいっさい使わない

社名をPrimo Toysというスタートアップが今日(米国時間10/31)、3歳からの子どもを対象とするプログラマブルな木製ロボットCubettoを発売した。

アクセラレータPCH Highway 1を卒業し、Randi Zuckerberg(Markの姉)の支援を受けているこのロンドンのスタートアップは、まだ読み書きのできない子どもたちに、コンピューターの画面を使わない方法でプログラミングの基礎を教える。

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225ドルのCubettoキットには、キューブ型で車輪のある木製のロボットと、木製のゲーム盤、それに差し込むブロック、ロボットがその上を転がるマット、そして遊び方の本がある。

ブロックは、LOGOのようなシンプルなプログラミング言語にあるようなコマンドを表す。前へ、右へ、左へ、そして関数などだ。

子どもはブロックをゲーム盤の上に置いて、ロボットを、マットの上に配置したさまざまな障害物を迂回しながら動かすためのプログラムを書く、おっと、作る。

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Primo ToysのCEO Filippo Yacobによると、この新しい版のCubettoは、開発を2015年に開始した。

初期のCubettoは、2013年にKickstarterに出して成功したが、それはどちらかというと、もっと年上の子にプログラミングとハードウェアの基礎を教えるDIYキットだった。

今年の3月には、二度目のKickstarterキャンペーンをやり、Yacobによると、エドテック(edtech, 教育+テクノロジー)のカテゴリーでは新記録となる額を集めた。

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その新記録は、6553名の支援者出資者から160万ドルを集め、その後ネット上で2万の予約を獲得、それらはこれから、92か国に発送される予定だ。

Cubettoはアプリをいっさい使わないので、スマートフォンやタブレットのない子でも、好きなとき、好きなところで遊べる。Yacobによると、コンピューターの画面にいっさい依存しないため、子どもたちの社会性も発達する。

どういう意味かというと、画面があると子どもはそっちばかり見て画面上のものと対話的アクションをするので、ほかの子に関心を持たなくなるのだ。

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CEO曰く、“教え方/学び方の原理はMontessoriのやり方に負っている。それを、プログラミングという21世紀的なスキルに応用したんだ”。

Cubettoは今、家族向けに売っているが、今後は世界中の幼児教育や就学前教育の機関や施設、それに学校教育の教区〔教材採用決定権を持つところ〕にも売っていきたい、とYacobは言っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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