店舗を抱えるサービス業向けに、生産性向上支援アプリ「はたLuck」や次世代幹部のための研修サービスを提供するナレッジ・マーチャントワークスは、総額2.7億円の資金調達を実施したと発表した。引受先はGMO VenturePartners、エン・ジャパン、DDホールディングス、ブレインパッド、バリュークリエイトの各社と、レオス・キャピタルワークス代表取締役社長の藤野英⼈氏ほか複数名の個⼈投資家。今回の調達は同社にとって、シリーズAラウンドにあたる。
2017年3月創業のナレッジ・マーチャントワークスは、店舗サービス業の次世代幹部向けに、事業・組織改革のための研修プログラムを提供。また、店舗の生産性向上を支援するクラウドサービスとアプリの「はたLuck」シリーズを運営している。
はたLuckは、店舗のシフト・タスク管理のほか、従業員向けのアンケートや目標管理機能、ビジネスチャット機能などを備え、店舗内のコミュニケーションのズレを可視化することで、生産性向上や従業員のロイヤリティ、エンゲージメント向上を促す。
ナレッジ・マーチャントワークスでは調達資金により、はたLuckの開発体制、AIによる店舗内データ分析の強化を図る。UI向上や、ゲーミフィケーションを活用した能力向上機能を発展させていくという。