情報共有ツール運営の「Stock」が1億円を調達、プロダクト開発・マーケティング体制を強化

情報共有ツール運営の「Stock」が1億円を調達、プロダクト開発・マーケティング体制を強化

情報共有ツール「Stock」運営のStock(旧社名: リンクライブ)は9月8日、シードラウンドとして総額1億円の資金調達を実施したと発表した。引受先はDNX Ventures、East Ventures、マネーフォワード、インフキュリオン、永見世央氏、鎌田大輔氏、その他エンジェル投資家。

調達した資金は、プロダクト開発・マーケティング体制の強化に活用する。

Stockは、チームの情報を簡単に残せる情報共有ツールで、サービスページより無料で利用可能。2018年4月の正式ローンチから2年3ヵ月で、2020年7月末時点において5万社に導入済み。「ITに詳しくない60代の方でも、何の説明もなく使える程シンプルなプロダクト」とうたっており、誰でも一切ストレスなく利用できるとしている。

情報共有ツール運営の「Stock」が1億円を調達、プロダクト開発・マーケティング体制を強化

また、テレワークの普及により、社員間のコミュニケーションや円滑な情報共有に課題感を持つ企業が増える中、「誰もが簡単に使える情報共有ツール」の需要が高まっており、直近の導入社数の増加につながっているという。

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投稿者:

TechCrunch Japan

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