日本版SNES Classicは見た目もゲームセレクションもちょっと違う

誰もがSNES Classic Editionの90年代風ルックスと魅力的なゲームのラインアップに興奮している。しかし、NESの本家日本版のClassic Miniは見た目も中身も大きく違っている。両者の違いを見ていこう。

まず明白なのはゲーム機本体で、SNESではなくスーパーファミコンのミニチュア版だ。この2~30年SNESのがっちりしたスタイルに慣れていた私には、このバージョンは奇妙に感じるが、もちろん日本のゲーマーにとってはその反対だ。

私がいちばんうらやましいのは、キャンディーカラーのABXYボタンだ ―― われわれの紫とラベンダーのカラースキームは、上品かもしれないが、少々退屈だと常々思っていた。しかも、このカラーコーディングを利用しているゲームもある!このオシャレでカラフルなモデルの輸入市場があるのではないかと私は想像している。

しかしこれはいずれも美的な変更にすぎない。ゲームのセレクションの方がずっと重大だ。 “Nintendo Classic Mini: Super Famicom”(これがフルネーム)には、日本での知名度の方が明らかに高いゲームが入っている:Panel de Pon(対戦テトリス型ゲーム)、Super Soccer、Legend of the Mystical Ninja[がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻]の3本だ。

ただし、その代償はある。Castlevania IV[悪魔城ドラキュラ]、Punch-Out![パンチアウト!”]、Kirby’s Dream Course[カービィボウル]の3本が消えている。

何よりも重要なのは、どちらにもStar Fox 2が入っていることだ。ついにこのゲームをプレイできることに私はものすごくワクワクしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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