日本製の高性能金属を使用したアクティビティトラッカーShineはAppleの元CEOが協同ファウンダ–社名もApple的

【抄訳】

Fitbits。NikeのFuelbands。JawboneのUp。PulseArgus。LGのSmart Activity Tracker。…。…。コンピュータ内臓あるいはコンピュータのアプリとしての、そしてインターネット接続型の、アクティビティトラッカー(activity tracker, 活動追跡機)の市場は、最近ますます混雑と渋滞がひどくなっている。しかも、まだ勝者がはっきりしない。

Misfit WearablesのShineも、最近この混雑に加わった一人だが、ハードウェアのデザインとしては、これがいちばん美しいのではないだろうか。Shineを作ったMisfit Wearablesは、AppleのファウンダSteve Jobsの有名な“Think Different”(違う考え方をしよう)キャンペーン(1997年)の有名なコマーシャルの、冒頭ナレーションから、社名をいただいている: “Here’s to the crazy ones. The misfits.”*(おかしなやつらに乾杯。はみ出し者に勝利を)。〔*: misfit, 不適応者。〕

同社にはFounders FundとKhosla Venturesが出資し、協同ファウンダとして名を連ねるSonny Vuが作った血糖値測定企業Agamatrixは、世界初のiPhone用公式医療機器アドオンを提供した。もう一人の協同ファウンダJohn Sculleyは、Appleの元CEOだ。小さなスタートアップなのにチームはきわめて多国籍で、工業デザイナーはサンフランシスコから、データサイエンティストはベトナム、そして製造は韓国と日本で行う。

Shineは小さな円形で、25セント硬貨と同じぐらいの大きさだ。外殻には、日本製の航空機用アルミニウムを使用している。小さな穴がいくつかリング状に開いていて、その直下にはLEDライトがある。それらは、その人の本日の活動目標達成度を表す。それを見るためには、Shineを二度タップする。ライトが半分しか点灯しなければ、やることは半分しか終わっていない。ライトが完全にリング状に点灯したら、目標達成だ。

私は本機を一週間ほど借りて、毎日の散歩やダンス、ダウンヒルのマウンテンバイク乗りなどをチェックしてみた。

全体的に、印象はとても良い。機械というより、ある種のジュエリーみたいだが、ハードウェア企業でデザインをやっている友人たちは、Shineの作りと形はとても良い、と感心していた。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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