月額4万円からの住み放題サービスADDressが関西初上陸、大阪・枚方と岡山・奉還町に拠点展開へ

月額4万円からの全国住み放題・多拠点コリビング(co-living)サービス「ADDress(」アドレス)を展開するアドレスは3月27日、JR西日本イノベーションズの出資を受けたことを明らかにした。今後はJR西日本グループと連携を図り、西日本エリアに拠点を拡大していく。なお、JR西日本イノベーションズのほか、NECキャピタルソリューション、みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合、MSIVC2018V投資事業有限責任組合、ガイアックスからも資金を調達している。

ADDressは、月額4万円からの定額で全国の拠点に自由に住めるサービス。個室を確保しながら、シェアハウスのようにリビングやキッチンなどを共有。空き家や空き別荘のオーナーと契約することで、遊休不動産の活用とコスト抑制を図っている。

JR西日本グループとの提携第1弾となるのは大阪の枚方と岡山の奉還町の2拠点で、それぞれ大阪府、岡山県では初の拠点となる。

ADDress枚方

ADDress枚方は、長尾家具町に立地する準工業エリアの長年空き家になっていいた物件。昭和に建てられた木造2階建の住宅で「高度経済成長期にタイムスリップ」をコンセプトにリノベーションしたという。オーナーが初期費用を負担し、アドレスがオーナーと転貸借契約を結んで賃貸物件として提供する仕組みとなる。

ADDress奉還町

一方のADDress奉還町は、新幹線の岡山駅西口を下車すぐの岡山市北区奉還町の物件。商店街内の路地を少し入った場所にある土間造りのある古民家風のゲストハウスとなっている。壁一面には、アーティスト「ESOW」による、くつろいでいるおじさんの絵が描かれている。 また、部屋には岡山で有名なデニムブランド「JAPAN BULE」のデニム畳とデニムクロスを施している、さらに近所には、純喫茶を改装したコワーキングスペースカフェもある。

 

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。