家具のサブスクリプションサービスを提供するsubsclife(旧:カマルクジャパン)は4月16日、XTech Venturesから1億円を調達したと発表した。
同社が提供する家具ブランドの「subsclife」は、通常のように家具を「買う」のではなく、家具ごとに設定された月額料金を支払うことで借りることができるサービスだ。月額料金は500円から。ベッドやイスなど様々な家具がラインナップされており、2019年2月時点で40ブランド、2万5000種の商品を取り扱っている。
最低利用期間を超えた商品については、いつでも新品や色違いの商品に交換可能。気分転換に家具の色を変えてみたり、設置場所に合わせて違う商品を借りたりすることもできる。家具は「高い、買い替えや処分が大変」という課題を解決してくれるサービスだと言えるだろう。
subsclifeの親会社であるKAMARQ HOLDINGSは2014年の設立。2016年には環境エネルギー投資などから約3億5000万円を調達。そして、2017年11月には不動産事業を展開するLIFULLから約4億円を調達している。同社は今回の資金調達により、「サブスクリプションサービス『subsclife』のシェア拡大に向けた施策を加速させる」とコメントしている。