有料会員向けコミュニティアプリ「fanicon」運営のTHECOOがファンテックサービスのカオスマップを公開

ファンコミュニティアプリ「fanicon」(ファニコン)を運営するTHECOOは3月10日、エンターテインメント業界のファンテックサービスのカオスマップを公開した。ファンテックは「ファン」と「テクノロジー」を組み合わせた造語で、ファンサービスとIT技術などを結びつけた新しいサービスや動きのことを指す。

faniconは、アーティストやタレント、ユーチューバー、インスタグラマー、ティックトッカーなどのインフルエンサーとファンを密につなげる有料会員制の双方向コミュニティアプリ。2017年12月にサービスを開始し、現在1300件以上のコミュニティが開設されている。有料会員限定なので、荒らしや誹謗中傷などのコメントが書き込まれず、結果コミュニティの熱量の高まるほか、双方向のやり取りが可能なのでファンとのエンゲージメントが向上するという特徴がある。THECOOによると、faniconの週間アクティブユーザー率はおよそ90%とのこと。

同社では2019年にプロバスケットリーグのbリーグの人気球団「千葉ジェッツふなばし」と提携。faniconに千葉ジェッツブースター(ファン)向けの月額300円の有料コミュニティ(試用期間1カ月は無料)を立ち上げるなど、スポーツ分野にも進出している。

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TechCrunch Japan

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