実はこのアップデートは私自身が長年待ち望んでいたものだった。Googleドライブ内にあるファイルがずっと見つけやすくなった。ユーザーはファイルの種類、作成者、作成ソフト、開くことができるソフトなどをあらかじめ指定して検索ができる。
ウェブ、Android、 iOSその他どんなデバイスからでもこのファイルタイプによる絞込み検索は可能だ。また検索窓から「高度な検索」が可能になった。「最近使ったファイル」へのアクセスも簡単だし、
3D TouchのあるiOSのホームスクリーンからドライブ内を検索することもできる。Googleアプリをいちいち開くことなく、iOSの検索窓からドライブを検索することができる。
すべて朗報だ。
今回のアップデートについてGoogleのチームはこう書いている。
ユーザーの目に見えにくいところで努力したおかげで、検索結果が以前よりずっと改良されました。…だれでも以下のような検索ができます。:
– メールアドレスまたは所有者名を使って共有ファイルを探す.
– 「ファイルが最後に編集された時期」、「ファイルの含む単語数」、「共有者」など「高度な検索」機能を利用してファイルを探すわれわれは引き続きGoogleドライブでファイルを見つけやすくするための改良を続けます。アップデートは今後数週間にわたって世界各地で続けられる予定です。
Dropbox、Box、UpThereのような人気のクラウド・ストレージにもこうした高度検索機能が切実に必要とされているが、実装したのはGoogleドライブが初めてということになる。Googleは膨大なデータを持っている上に検索機能は得意中の得意だ、ということが(残念ながら)関係しているのだろう。それにしても時間がかかったことではある。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)