東京大学とソフトバンクは12月6日、Beyond AI研究所の開設および研究成果の事業化に向けた取り組みに関する協定を提携したことを発表した。ソフトバンク本体やそのほかのグループ会社で10年間で200億円規模の取り組みを目指す。
2020年春ごろを目標に基礎研究領域の研究所を東大本郷キャンバス、2020年冬ごろを目標に応用研究領域の研究所をソフトバンクの竹芝新オフィスにそれぞれ設置する。メンバーは150人ほどになる。なおソフトバンク内には40人ほどの候補がおり、研究所の入所を働きかけていくという。
具体的な取り組みとしては、東大と海外有力大学の世界最高レベルの最先端AIの研究を進めていくほか、新たなジョイントベンチャーを制度を活用して研究成果を事業化していくとのこと。ベンチャーの創出については、ソフトバンク系でAI関連の事業に投資しているディープコアと、東京大学協創プラットフォーム開発、東京大学関連ベンチャーキャピタルとも連携する。
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