株取引アプリのロビンフッドが350億円調達し企業価値8200億円に

人気の株取引アプリRobinhood(ロビンフッド)は米国時間7月22日朝、DST Globalが主導した3億2300万ドル(約350億円)という巨額のラウンドを発表した。

今回のシリーズEラウンドにより、カリフォルニア・メンローパークに本部を置くRobinhoodの企業価値は76億ドル(約8200億円)になり、シリーズD時の企業価値50億ドル超から大幅に増えた。

Ribbit Capital、NEA、Sequoia、そしてThrive Capitalも今回のラウンドに参加し、Robinhoodが調達した資金は「全ての人のためにファイナンスの民主化を引き続き追求する」のに使うと話している。

2013年創業のRobinhoodは、自前の決済システムClearing by Robinhoodを含むいくつかの新機能を昨年プラットフォームに加えた。また同社は金融ニュースの短い記事を提供するRobinhood Snackを立ち上げるためにメディアスタートアップを買収した。

Robinhoodはこれまでにベンチャーキャピタルで8億6000万ドル(約930億円)超を調達している。

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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