株式管理プラットフォームを提供するCapdeskは、Fidelity International Strategic VenturesとMiddleGame VenturesがリードするシリーズAラウンドで500万ポンド(約7億6000万円)を調達した。これは、2020年にFuel Venturesが主導した300万ポンド(約4億6000万円)の最初のラウンドに続くもので、シリーズAの総額は800万ポンド(約12億円)、調達資金総額は1170万ポンド(約18億円)となった。
CapdeskのクライアントにはGousto、Secret Escapes、Privitar、Voi Technology、Billieなどのスタートアップ企業が含まれる。
このプラットフォームでは創業者、従業員、投資家が自分の株式、オプション、ワラント取引をデジタル化できる。これにより株主はクラウドエクイティプラットフォームであるSeedrsとの提携を通じて、プライベートなセカンダリーマーケットにアクセスできるようになる。
Capdeskは現在、既存の非公開企業や上場企業に投資することで、十分なサービスが提供されていない欧州向けに 「シードからポストIPOまで」 の株式プラットフォームを構築したいと考えている。
CapdeskのCEO兼共同創業者であるChristian Gabriel(クリスチャン・ガブリエル)氏は声明で「本日の発表により、Capdeskはヨーロッパで最も資金力のある株式管理ソリューションとなりました。さらに重要なのは、MiddleGame VenturesとFidelityによるフィンテックの専門知識と資本支援を組み合わせることで、Capdeskがこれまでヨーロッパでは見られなかった株式ソリューションを構築する道を開いたことです」と述べている。
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タグ:Capdesk、資金調達
画像クレジット:Capdesk
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(文:Zack Whittaker、翻訳:塚本直樹 / Twitter)