KGIのリサーチアナリストであるMing-Chi Kuoによると、次世代iPadはTouchID指紋スキャナを備え、新しいA8モバイルプロセッサを備えるものとなるだろうとのこと。またリアカメラは800万画素となるだろうとのことだ。
根拠のひとつは、現行iPhoneのスペックだ。AppleはiPadとiPhoneのスペックをより、高い方に合わせていく傾向がある。それが今回も踏襲されるだろうと考えられるわけだ。またiPhoneもiPadも同じパーツメーカーからの部品を使うことも多い。同じ性能のものを使うことで、原価を下げつつ生産台数を増やすことができる。これもスペックの統一化に向かうであろうという予測の一因となっている。
こうしたことは、あるいは予想の範囲内といえることかもしれない。もうひとつ面白いのは、新機種の登場時期についての予測だ。Kuoによれば、今回は第4四半期ではなく、第3四半期に登場してくるのではないかと考えられるそうだ。昨年モデルの売り上げがいまひとつ伸びきらないことからの判断であるらしいとのこと。また、第3四半期のはやいうちに売り出すことができるのなら、かなりの商機となる「Back to School」の時期に間に合わせることができるかもしれない。従来の第4四半期の販売では、なかなか掴むことのできなかった商機に対応できることになる。
AppleInsiderにもあるように、登場してくるのはiPad Airおよびレティナ版のiPad miniであろうと噂されている。
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(翻訳:Maeda, H)