画像ではなく3Dプリントした立体像を使うアニメーション“3Dゾーエトロープ”…Pixarとスタジオジブリも制作

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このすばらしくも巧妙な作品は、週末で休日のわれわれの物づくり根性に火をつけるかもしれない。3Dプリンタで作ったゾーエトロープだ。

原理はフリップブック(パラパラ漫画)と同じだ。一連のコマが急速に次から次と表示されることによって、アニメーションの錯覚が生まれる。その静的な画像を彫像にして3D化したのが、これだ。それらを回転するお皿に乗せてストロボを点滅すると、コマ変わりがシミュレートされる。3Dゾーエトロープの完成だ。

人間の脳が作り出すイリュージョンだから、ビデオで捉えるのは難しい。なにしろ、実際に見るとすばらしい。自分の目の前でクレイメーションが動いているようだ。

これを考えたのはフランスの科学者で発明家のÉtienne Jules-Mareyで、最近になってPixarとスタジオジブリが利用した。

よくできた3Dゾーエトロープが世界的なアニメプロダクションの関心を惹くのには、理由がある。それは最高の技能をもつアニメーションチームでも、制作に何百時間も要する難事業だからだ。

オランダのチームがそれを、3Dプリントにすることによって、やや容易な仕事にした。

それでも難事業であることに変わりはないが、3Dプリントの新しい使い方の可能性を示したとは言える。つまり3Dアニメの各コマを3Dプリンタ用の3Dモデルに変換できれば、あと、回転するお皿とストロボがあれば、3Dゾーエトロープが完成するのだ。

もっとすごいのを、見たいかな?

こいつは、Pixarのだ(DisneyのCalifornia Adventure in Anaheimより):

スタジオジブリはこれだ(日本の三鷹市のジブリ博物館より):

実物を見る機会があったら、なるべく遠くから見た方がよい。ほんとに、すばらしいから。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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