登録者数200万人超、最大12名のグループ通話を楽しめる音声SNS「Yay!」が5.5億円調達

登録ユーザー数200万人超、グループ通話を楽しめる音声SNS「Yay!」が総額5.5億円調達

通話コミュニティサービス「Yay!」(イェイ。Android版iOS版)を運営するナナメウエは2月12日、Yay!運営強化を目的とする5億5000万円の資金調達を発表した。エクイティおよびデットファイナンスを活用し実行した。引受先はNOW、TLM、個人投資家。借入先は三井住友銀行、千葉銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、金融政策公庫。

2013年5月設立のナナメウエは、「すべての人に居場所を」というコンセプトを掲げ、2020年1月にYay!を開始。同SNSでは、世代や趣味趣向が同じ人達がアルゴリズムによってマッチングされ、そのコミュニティの中でリアルタイムのグループ通話を楽しめる。2020年12月には登録ユーザー数が200万人を突破した。

登録ユーザー数200万人超、グループ通話を楽しめる音声SNS「Yay!」が総額5.5億円調達

関連記事
中国で人気が出すぎたClubhouseがつかの間の検閲回避を経て利用禁止に
Clubhouseと中国、ライバルアプリや生まれつつあるクローンそして政府による情報管理
いまさら聞けない話題の音声SNS「Clubhouse」のどぎまぎしない使い方
TwitterがソーシャルポッドキャスティングアプリBreakerを買収、Twitter Spacesの開発を支援
ゲームチャットDiscordが145億円調達、月間アクティブユーザーは1.4億人
YouTubeが音楽ファンをターゲットにした音声重視のオーディオ広告を開始
ボイスチャット特化のバーチャルオフィス「roundz」を提供するラウンズが5000万円調達
音声配信アプリ「stand.fm」が配信者の収益化を支援する「月額課金チャンネル機能」開始
ボイスメディアVoicyが月額課金機能「プレミアムリスナー」を公開、インターネットから「声のプロ」の輩出目指す
ジオロジック「GeoLogic音声広告」が「radiko」上でエリア指定ラジオ広告を配信可能に
周囲雑音抑制需要の高まりを受けスマートノイズ抑制技術を擁するKrispが5.3億円を調達
AIとクラウドソーシングでコンテンツ監視のコストを減らす「Posmoni」公開

カテゴリー:ネットサービス
タグ:音声SNS / ソーシャル・ネットワーキング・サービス(用語)資金調達(用語)ナナメウエ(企業)Yay!(製品・サービス)日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。