秘密主義のMR/AR企業Magic LeapがシリーズDで5億200万ドルを調達

複合現実と拡張現実のスタートアップMagic Leapは、本日(米国時間10月17日)シリーズDで5億200万ドルを調達したことを公表した。このラウンドはTemasekによって主導され、EDBI、Grupo Globo、Janus Henderson、Alibaba Group、Fidelity Managementなどが参加している。ちょうど先週デラウェア州の記録によってMagic Leapの調達は最大10億ドル分に達することが判明していた。

「私たちはTemasekとその他の新しい投資家の皆さんを、Magic Leapファミリーにお迎えすることができて感激しています」と、Magic Leapの創業者で社長であるRony Abovitzはリリースの中で語っている。「私たちはまた、既存の株主の皆さまからの、強力なサポートとパートナーシップに対しても感謝しています」。

Magic Leapが何をしているのかは、いまだに完全には判明していない。しかし同社が、現在行っているもののために、既に莫大な資金(19億ドル以上)を調達したことは確かである。これまでのところ、私たちが知っているのは、同社が”Magic Leap One”という名前のデバイスを発売するだろうということである。そして先月にはBloombergが、Magic Leapが次の6ヶ月程の間にデバイスを「少数のユーザーグループ」に対して出荷するかもしれないと報じている。

先週Equityポッドキャストのキャスターが、Magic Leapの野望について語った内容は、以下のリンクから聞くことができる。

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(翻訳:sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

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