簡単気軽にフラッシュセールをやれるアプリFrenzyがShopifyから登場、そのバックエンドはもちろんShopifyだ

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ShopifyのGarageグループは同社の製品開発部門みたいなところで、今日(米国時間11/22)は新しいアプリFrenzyをローンチする。それはGrouponで有名になったフラッシュセールのアプリで、ホリデイシーズンの中でもとくに消費が集中する感謝祭にタイミングを合わせている。数を限定したセール、いわゆるlimited-release salesが最近また人気で、Yeezyのくじ引き方式は至るところでヒットしているし、Snapchatは品切れになりそうなSpectacleの自販機Snapbotを地図の上に点描している。そこでFrenzyは、人びとが、あわただしく、競争的に、あちこちでちょこっとずつお金を使うことに熱心な時期に、自分も参戦したのだ。

Frenzyは、売り手にも大きな期待感を抱かせる。消費者が買いやすいことはApple Pay並だ(あれは危険なほど使いやすい)。Frenzyのバックエンドは当然ながらeコマースプラットホームとして歴史と伝統のあるShopifyだから、わずか5分間に大量の消費者が特定の品に殺到しても、クラッシュしないだろう。〔Shopify ≒ ‘あなたもお店を開きましょう’〕

Frenzyアプリを動かすためには、売り出し企画を行うパートナーのリテイラーと協力ブランドが要る。ひとつの場所である程度の顧客ベースをカバーするから、高級専門店の品をいろいろ探している消費者や、ヘリコプターのチャーター便などのケースで便利だろう。

ぼくも熱狂的なフラッシュセールの買い物に参加して注文したことが一二度あるけど、このアプリは、いろんなことがすっきりできそうだ。買えるか買えないか心配のあまり、いらいらしてしまう買い手にも、不満感を与えないだろう。閲覧してからチェックアウトまで、わずか数タップだ。商品は大きな見やすい画像で表示される。

Frenzyの最初のセールは明日(米国時間11/23)の午後、アパレルと靴のKithで始まる。そのあと、Love Your Melon, Raised by Wolves, Off the Hookなどが週末にかけてフラッシュセールをやる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))