米デニーズがBeyond Meatと提携して植物性バーガーを展開へ

米国のDenny’s(デニーズ)は植物由来食品メーカーのBeyond Meat(ビヨンド・ミート)と提携を結んだ。新メニュー「Denny’s Beyond Burger」(デニーズ・ビヨンド・バーガー)にBeyond Meatの肉代替品を使用する。

Beyond Meatと同社の最大のライバルImpossible Foodsは、米国の大手食品会社に肉代替品を提供するために熾烈な争いを展開しているが、Beyond Meatが次第にImpossible Foodsを引き離しつつある。ここ数カ月で、Beyond MeatはMcDonald’s(マクドナルド)、そしてデニーズと契約を結び、Dunkin’ Donuts(ダンキン・ドーナツ)にも供給することで合意した。

デニーズとの初期パイロット事業には、米国サウスカロライナ拠点のレストランチェーンであるロサンゼルスにあるデニーズ全店が含まれる。デニーズでは、Beyond Burgerがトマト、タマネギ、レタス、ピクルス、アメリカンチーズ、そしてスペシャルソースとともにマルチグレインのパンにサンドされて提供される。

このサンドの販促の一環として、ロサンゼルスのデニーズではハロウィーンの夜にサンドを購入した客にバーガーを1つ無料で提供する。デニーズは(私の前の雇用主だ)2020年にBeyond Burgerを全国展開する。

「今までの流れを変えるようなBeyond Meatとの提携を発表することができるのは素晴らしい」とデニーズのブランド責任者John Dillon(ジョン・ディロン)氏は声明文で述べた。「企業として、テイストと顧客の要望を満足させるべく努力している。我々の高品質基準とテイストの期待値にかなう植物ベースの選択肢を見つけることは、今後の競争を勝ち抜く上で必須であることはわかっていた。デニーズの新たなBeyond Burgerは素晴らしい味だ。ロサンゼルスで展開できることを嬉しく思う。今後は2020年の全国展開に向けて準備する」。

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(翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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