結局、テスラがModel Yの廉価な標準レンジモデル販売を決定

Tesla(テスラ)はModel Yのより廉価な標準レンジモデルの受注を開始した。2021年初め、Elon Musk(イーロン・マスク)CEOはこの車のリリース計画を保留するかのように思われていた。

Electrekによる最初の報道によれば、テスラはウェブサイトを更新し、Model Yの標準レンジモデルを4万1990ドル(約436万4000円)からの価格で追加しており、これは現在同社が販売している長距離モデルより9000ドル(約93万5000円)近く安い。Model Yの標準レンジモデルは後輪駆動だが、高価で長距離移動が可能なパフォーマンスバージョンは全輪駆動となっている。

この廉価モデルは、長距離バージョンの326マイル(約540km)と比較して244マイル(約390km)の短いEPA航続距離が設定されている。

テスラは約2年前、2021年春にModel Yの標準レンジモデルの生産を開始する予定だと述べていた。しかし2020年7月にマスク氏は、低走行距離が「許容できないほど短い(EPAで250マイル以下)」ため、このモデルをウェブサイトから削除したとツイートしていた。

最新のテスラウェブサイトでは、Model Yにも7人乗りのオプションが用意されている。

 

カテゴリー:モビリティ
タグ:TeslaModel Y

画像クレジット:Kirsten Korosec

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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