練歯磨き入りクッキーサンドで炎上のユーチューバーに懲役15カ月、罰金240万円の判決

スペインの裁判所は中国移民の任康華(Ren Kanghua)に懲役1年3カ月、罰金2万ユーロ(241万円)の判決を言い渡した。

任(当時19歳)は有名なユーチューバーで、2017年1月にバルセロナでホームレスの男性を騙して練り歯磨きを挟んだオレオのサンドイッチビスケットを食べさせ、そのビデオをYouTubeにアップロードした。このビデオはオンラインで激しく批判されていた

ビデオはすでに削除されているが、任はビデオのナレーションで「ちょっとやりすぎたかもしれないけど、いい面も見なくちゃ。男は歯がきれいになった。貧乏になってから長いこと歯を磨いてないみたいだった」と言っていた。

歯磨きを挟んだクッキーを食べさせられた52歳の被害者は後で嘔吐しており、 マスコミの取材に対して「路上で暮らすようになってからこんな仕打ちを受けたのは初めてだ」と答えている

画像:ReSet ライセンス済

判決が出たのは先週末だが、New York Times(ニューヨークタイムズ)は、スペインの裁判では初犯で2年以下の刑期の場合、執行猶予となるのが通例なので任も服役は免れるだろうと観測している。任のYouTubeチャンネルと各種のソーシャルメディア上のアカウントは向こう5年間の閉鎖を命じられた。

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【Japan編集部追記】記事中のニューヨークタイムズ報道によれば、スペインの裁判所は任が過去に複数の悪質ないたずらビデオを投稿し、問題のビデオの広告では2000ユーロ(24万円)を得ていたと認定している。

(翻訳:滑川海彦@Facebook

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TechCrunch Japan

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