ecboは2月28日、JR東日本(東日本旅客鉄道)とジェイアール東日本物流の2社と提携し、JR上野駅の手荷物預かり所に「ecbo cloak」を導入したことを発表。3月2日から不忍口改札外の山下口付近で荷物預かりサービスを開始する。
上野は成田空港からのアクセスもいいこともあり、日本で2番目に観光目的の訪日外国人の利用が多いそうだ。ecbo cloakだけで見ても、上野は他エリアと比べて外国人の利用割合が約20%以上多いとのこと。ecboでは上野エリアなど需要の高いエリアはecbo cloakの導入店舗を重点的に増やしてきたが、これまで供給が追い付いていなかったとのこと。
またJR上野駅でも、駅構内に独自の手荷物預かり所を設置していたが、外国語での対応に苦慮するケースもあったという。こういった問題を解決するためにecbo cloakの導入に至った。この荷物預かりサービスは、多言語対応で事前予約により並ばずに預け入れできるほか、複数日預かり可能なのが特徴だ。
同社はこれまでもJR東日本と連携して、2017年11月よりJR東京駅構内に4カ所、2018年12月より池袋駅構内1カ所と品川駅構内2カ所にecbo cloakを導入。今後も、需要の高い駅を中心にサービスをさらに拡大し、手ぶら観光を支援するとのこと。