Unreel Entertainmentがこのほど立ち上げる新しいプラットホームUnreel.meは、ユーザーが自分のビデオストリーミングサイトやアプリを作るためのツールを提供する。
ビデオはUnreel.meにアップデートしたビデオだけでなく、ソーシャルネットワークにポストしたコンテンツでもよい。また、それは広告収入を得るための広告や、有料料金制(paywalll)の案内、会員勧誘、商品の売り込みなどでもよい。
この立ち上げと併せて同社は、100万ドルの”Creator Appreciation Fund”(ごほうびファンド)を発表した…Unreel.meで稼いだ最初の100万ドルは、全額がクリエイターの収入になる。そのあとは、Unreelが15%を取る通常のマージン制になる。プラットホームの利用そのものは、完全に無料だ。
クリエイターがYouTubeやソーシャルネットワークを使わずにファンを獲得し収益を得る方法を、いろんなスタートアップが実験している。たとえばVictoriousでは、クリエイターが自分のモバイルアプリを作れる。
Unreel.meは、それらとどこが違うのか、協同ファウンダーでCEOのDan Goikhmanは曰く、“Unreel.meではどんなコンテンツオーナーやアグリゲーター(集積者)でも自分のストリーミングサイトや、どんなプラットホーム上のアプリでも持てる。つまり、誰でも今日からすぐ利用できるし、セットアップは1分弱でできる”。
モバイルの広告ネットワークMojivaの協同ファウンダーで営業のトップでもあったGoikhmanによると、Unreel.meを利用するサイトは、同社製のビデオアナリティクス技術を利用してビジュアル検索やコンテンツのリコメンデーション、個人化(パーソナライゼーション)などができる。
Unreelは150万ドルのシード資金をDigital Ignition Entertainmentとエンジェルたちから獲得している。Unreel.meのホームページへ行くと、初期の利用者の一部と彼らのサイトが分かる。