調査結果:テクノロジーに強いユーザーはグラスよりスマートウォッチを好む

JessicaLessin.comのユーザーを対象としたごく少規模な調査によると、一般に、ユーザーはスマートグラスよりスマートウォッチの方を好むことがわかった。これは、何らの決定的証拠ではないが ― サンプル数が少なすぎる ― 来シーズン、アーリーアダプターたちが何を着用するかを予測する材料にはなる。

Eric Newcomerが実施したこのアンケートは、今後5年以内にスマートデバイスを買う予定があるかどうかと、好みのタイプを尋ねている。62%が5年以内にスマートウォッチを所有する予定で、41%がスマートグラス端末を買う予定があると答えた。今すぐ買うかどうかを聞かれると、数は少々怪しくなり、45%がどちらも選ばなかった。それでもスマートウォッチがグラスをリードした。

Newcomerはこう語った。

多くのアプリデベロッパーやハードウェア会社は、新世代のウェアラブルデバイスが新しいハードウェア市場を作ることに賭けている。2014年には、1500万台のスマートウォッチが出荷され、2020年にはその数字が3.73億になると、市場調査会社のNexMarketは予測している。この明らかに楽観的な予測は、年間10億台を越える通常の腕時計の出荷台数に、一部基づいている。

この手の調査で興味深いのは、一部のテクノロジーに強いユーザーの声を聞けることだ。もし同じ質問を一般人に聞いたら、まだタブレットに投資しようかどうか迷っているところで、顔面ユーザーインターフェースのことなど考えてもいないだろう。

実際、スマートウォッチもGoogle Glassも、間違いなくプライムタイムにはまだ遠い。殆どの能力はCPU能力とバッテリーの厳しい制限を受けているし(私はOmateの最新製品に強く期待しているのだが)、Google Glassは今のところ楽しい気晴らしだ。現実はまだ両者の戦争ではなく、ウェアラブル製品の普及に向けて緩やかに匍匐前進しているところだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)