LayerXは8月26日、クラウドでの請求書処理業務を可能にする請求書AIクラウド「LayerX インボイス」において、オービックビジネスコンサルタントの財務会計システム「勘定奉行クラウド」とのAPI連携を開始したと発表した。
同連携により、LayerX インボイスと勘定奉行クラウドを連携し利用する事業者は、「LayerX インボイスで作成した仕訳データの勘定奉行クラウドへのAPI連携」「勘定奉行クラウドの各種マスタデータのLayerX インボイスへのAPI連携」が可能になる。これら機能を利用することで、さらに効率的な請求書処理業務が可能になるという。
「LayerX インボイス」で作成した仕訳データの勘定奉行クラウドへのAPI連携
同機能により、LayerX インボイスで作成した仕訳データや証憑をワンクリックで勘定奉行クラウドへ連携することが可能になる。CSVのエクスポート・インポートといった作業が不要になり、ミスの防止を含めた業務効率化が行える。
勘定奉行クラウドの各種マスタデータの「LayerX インボイス」へのAPI連携
勘定奉行クラウドに設定済みの各種マスタ情報を、ワンクリックでLayerX インボイスに連携できる。セットアップ時・運用時にCSVのエクスポートや加工・インポートが不要になるため、プロセス全体での業務効率化につながるという。
LayerX インボイスは、請求書受取業務の効率化を通じて経理DXを推進するサービス。請求書の受取り後、AI-OCRで請求書を自動でデータ化の上、仕訳データ・振込データの自動作成および会計システム連携をシームレスに実行するという。
またワークフロー機能も2021年3月より提供を開始した。経理部門だけではなく、事業部門における支払申請などにかかる作業負荷、入力ミスを解消することで、全社のデジタル化や生産性向上に寄与するとしている。