趣味のオンラインレッスンmiroomが中国育児メディアBabilyと提携、日式美甲としてネイル講座販売

趣味のオンラインレッスンmiroomが中国育児メディアBabilyと提携、日式美甲としてネイル講座販売

趣味のオンラインレッスンサービス「miroom」運営のミコリーは12月10日、中国・育児メディア「Babily」(ベイビリー、中国名「贝贝粒」)運営のOnedot(上海万粒)と中国展開について業務提携を開始したと発表した。第1弾として、中国において日式美甲として知られるネイル関連のレッスン販売を開始する。

同社は、国外に多くのファンを抱えている先生方のレッスンをより多くの方が楽しめるよう、企業の中国向けデジタル戦略構築やマーケティング展開について支援を行っているOnedotと協業で、中国市場での展開を推進する。

その第1弾として、中国で日式美甲として親しまれているネイル関連レッスンの販売を開始。中国にはネイル関連の職業人口が260万人以上(2017年時点。2017美甲互联网行业报告より)とされ、多くの方に日本の著名ネイリストのアートレッスンを楽しんでもらえる見込みという。業務提携の内容は以下のとおり。

  • 中国市場調査
  • 中国向けの共同事業立ち上げ
  • マーケティング展開
  • 中国向けコンテンツ制作
  • 越境EC

東京および上海の2拠点体制をとるOnedotは、「世界中の子供と家族を笑顔に。」をコーポレートミッションとして、2017年より育児メディアBabily事業ならびに、中国向けデジタル戦略・マーケティング支援事業を主力事業として展開。

Babilyでは、子育てや家族生活に役立つ様々なコンテンツやツールを自社で制作・開発し、主に中国のSNSや動画プラットフォーム、WeChatやAlipay向けミニプログラム(ミニアプリ)の仕組みを使い自社アプリを展開している。中国で1500万以上のユーザーを抱えているという。

また同社は、Babilyで培った中国デジタル事業に関する知見を活用し、企業の中国向けデジタル戦略構築やマーケティング展開を支援。中国向けの共同事業立ち上げやソーシャルメディアマーケティング、越境ECの戦略構築、運営支援などを中心に提供している。

ミコリーは、2015年創業のITスタートアップ企業。「Enjoy a New Thing, Find a New You.」というビジョンの下、人々の余暇の時間が拡大していく中で、その過ごし方の変化と、個人が力を持ち自己実現をしていく時代を捉え、SNS時代のワンストップレッスンサービスを提供している。

レッスンを受けたり、その中で作品を作ったり見せたりする習慣は、世界共通としており、miroomを通じて、人々の余暇の楽しみを最大化できるよう、日々取り組んでいる。

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カテゴリー:EdTech
タグ:Babily美容(用語)miroomミコリーOnedot日本(国・地域)中国(国・地域)

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TechCrunch Japan

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