郊外や地方のドッグランではなくて都市のどまんなかの犬公園BarkParkがオープン

犬のおやつや玩具を会員制で届けるBarkBoxを運営しているBarkが、ナッシュビルに犬の公園BarkParkの第一号をオープンする。

それは、犬を遊ばせる公園であると同時に、人間が集まるコーヒーショップのようなたまり場でもあるらしい。

Barkの協同ファウンダーHenrik Werdelinがブログに書いている: “友だちと外で飲んだり食べたりするのは都市に住む者の定番的な楽しみだが、そんなとき犬のモーリーはお留守番だ。そこで悟った。彼女も一緒にそれを楽しむべきだ、と。どこに行くにも、犬と一緒が良いね”。

BarkParkで犬たちはノーリードで遊べる。Barkのおもちゃやおやつを試せる(買うこともできる)。飼い主には無料のWi-Fiが提供され、ちいさなコーヒーショップもあり、Barkのスタッフに犬のことで質問できる。

また、週に一度、犬と飼い主のための特別行事がある。ミニ・コンサートや、ビールの試飲会などだ。

BarkPark

入園料は一日19ドル、4週パスは49ドル、シーズンパスは78ドルだ。ただし会員としては人間ではなく犬が登録され、付き添う人間は誰でもよいが、最大2名までだ。だから出張や旅行時には、ドッグウォーカーやドッグシッターに頼んでもよい。

一号園であるナッシュビルは今建築中なので、この記事も写真はなくてイラストのみだ。オープンは9月8日を予定している。最初は3か月の試験運営で、11月18日からは冬季休業になる。今後は各地で、もっと長期の開園をトライするかもしれない。

なぜ、最初はナッシュビルなのか? いろいろ良い点はあるが、Barkによると、ペットフレンドリーな都市としていちばん進んでいるからだそうだ。

同社曰く、“どこへ行くにもペットと一緒、という現代的な飼い主が急増している。彼らは、仕事中でも犬や猫のことが気になる。そんな人たちがBarkParkの理想的な会員なのだ”。

画像クレジット: Bark

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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