Lucid Motorsの電気自動車、Airのプロトタイプが運輸研究施設のレーストラックで高速性能テストの第2ラウンドを行った ―― そして今回はソフトウェアによるスピードリミッターが外された。
スピードリミッターのかかっている状態では、Airプロトタイプは時速217マイル(350 km)を超えることはなかった。今ラウンドではリミッターを外して時速235マイル(378 km)を記録した。Lucidは1回目のテストで学んだことに基づき、この高速プロトタイプを工場に戻していくつか改善を加えた。
手を加えたのは、車両の高負荷下でのエアサスペンションシステムの改善、予想以上に高温になったフロントモーターの冷却の強化などだ。
こうした変更の結果、チームはリミッターを外しても走れる確信を得て、バンクのあるオーバルトラックの直線部で最高速度235.44マイルを達成した。これは最終生産モデルの最高速度ではないとLucidは説明しているが、堂々たる記録であることに違いはない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )