電気自動車は、徐々に儲かる投資対象としての地位を確立している。このまま世界的な排ガス規制と、よりクリーンな車両を求める動きが続く限りその流れは変わらない。このため、ロイターが伝えたように、Niobium(旧NextEV)が、Tencentに率いられた投資家たちから10億ドルという資金を調達するようなことが起きるのだ。
この中国の自動車メーカーは、既に来月中旬には、7人乗り完全電動SUVの発売を予定している。そしてNioは次に、自動運転電気自動車を2020年までに米国に持ち込むことを計画している。今年の3月には6億ドルの資金調達ラウンドを行っている。
上海を拠点とする同社は、今回のラウンドに、米国のヘッジファンドであるLone Pine Capitaなどの新しい投資家たちも引き込んでいて、この若い自動車メーカーのラウンド評価額はおよそ50億ドルに達している。またNiobiumは、中国の自動車メーカーChongqing Changan Automobile(重慶長安汽車)と協力して、電気自動車の開発と販売に重点を置いたジョイントベンチャーに力を注いでいる。
[原文へ]
(翻訳:Sako)